京都府ひきこもり支援
自立・就労支援コーディネーターとは

自立・就労支援コーディネーターは、京都府から委託された事業です。
働くことに不安がある方々を様々な機関と連携して、自立就労までをトータルでサポートします。
不安があって当然です。ひきこもり支援「自立・就労支援コーディネーター」がお手伝いいたします。
もちろん利用は無料です。

役割と仕事

・働くことに関心はあるけど、何から始めて良いか判らない人のご相談
・みなさんと一緒に、お仕事が見つかるまでの道筋を共に考えます。
・就活のお手伝いをするだけでなく、様々なご相談に応じます。

利用できる方

・ひきこもり経験があり、外出できるようになっている方で、働くことに興味を持っている方。
・持病などは問いません。お気軽にご相談ください。

必要な条件は?

「働いてみたい」というあなたの気持ちのみです。資格などは問いません。

コーディネーターはどんな人?

就労支援経験豊富なスタッフが担当しますので、ご安心ください。

支援ステップ

「働く」ことだけではなく将来の人生設計についても一緒に考えていきます。
正社員・アルバイト・在宅ワークなど広い視野で就労をサポートします。

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ステップ1:面談

・ひきこもり状態にある方の、いろいろなご相談をお伺いします。
・当事者だけでなく、ご家族のご相談にも応じます。

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ステップ2:体験

・働くことへの不安などを話し合います。居場所支援団体や就労に向けたトレーニングをご紹介します。
・会社見学や体験就労、実習などをご提案いたします。

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ステップ3:就活

・就職活動のノウハウ(履歴書や面接対応)などについて、話し合っていきます。
・求人検索~応募まで、就職活動に伴走します。支援機関などの情報提供やご紹介もできます。

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ステップ4:定着

・就職が決まった後も、面談等を通じてご相談に応じます。
・ステップアップのための転職相談もお受けします。

 

ご利用者の声

  • "30代男性"

    高校卒業後、特に理由もなくひきこもり状態になりました。パソコンが好きで、一日中パソコンに向かう生活を続けていたのですが、インターネットで見つけた「出張散髪」を行うNPO代表の方から自立・就労支援コーディネーターの存在を知りました。
    コーディネーターの勧めで、社会福祉法人南山城学園の非雇用型中間的就労事業「ゲンテン」へ参加。当初は一人で電車に乗る事も苦痛でしたが、一回も休まず10週間通い続けることができました。
    ゲンテンが修了するころにはこれまでの自分の経験を活かして、支えられる側から支える側へなりたいと思うようになり、現在はひきこもり支援のボランティア活動をしながら支援の勉強をしています。




    "20代男性"

    大学卒業時の就活ストレスから「ひきこもり状態」になりました。京都府家庭支援総合センターに相談して自立・就労支援コーディネーターの方を紹介されました。
    そこでゲンテンを利用することを決め、約3か月間通い続け働くことや学ぶことの必要性を改めて知りました。 その後、アルバイトに就きましたが仕事内容が合わず短期間で退職してしまいました。
    退職後、コーディネーターに相談、製造職の職場実習を経験し、そこでパート社員として雇用されることになり現在も就労中です。一度辞めた後の相談には少し勇気が要りましたがコーディネーターの方がすべて受け入れて下さったので安心できました。

支援チーム

公的機関

・京都府
・市町村窓口
・府内保健所
・府内児童相談所
・京都府家庭支援総合センター など

支援団体

・チーム絆
・民間NPO団体
・フリースクール
・地域若者サポートステーション など

医療・福祉

・病院、デイケア
・発達障害者支援センター
・京都府精神保健福祉総合センター
・障害者生活支援センター
・障害者就業・生活支援センター
・相談支援事業所
・就労移行支援事業所 など

企業

・職場体験受入れ企業
・職親協力事業所 など